災害が起きたときは(家庭用LPガス周知文書2023)

災害時の対応と対策

地震

危ないので火気には近付かないようにし、揺れが収まるのを待ってから対応します 。

•器具栓、ガス栓を閉める

※マンションなどの集合配管のご家庭は、マイコンメーターの元栓を閉める

•大きな地震の場合は容器バルブも閉める

•避難する場合は、火災防止のために電気のブレーカーも落とす

台風・洪水

大規模な水害では、LP ガス容器が流出するケースもあるので注意しましょう。

•容器バルブを閉める

•容器が倒れたり流されたりしないよう、チェーンやロープなどでしっかり固定されているか確認する

火災

被害を最小限におさえ、ご自身の安全を確保するための対応が必要です。

•容器バルブを閉める

•消防署員や消火にあたる人に容器の位置を知らせ、あとの処置を頼む

雪害対策

特に雪の多い地域では、大雪に備えるための対策をしましょう。

•雪囲いや容器収納庫を設置し、それらの周りは除雪をする

•排気筒(煙突)は丈夫な支柱などで補強する

•雪下ろしや除雪をするときは、ガス設備に損傷を与えないように十分注意する


いずれの場合も、異常が発生した場合はすみやかにLPガス販売店または保安機関に連絡し、点検を受けて安全を確認できてから再びガスをお使いください。

マイコンメーターの復帰方法

マイコンメーターに内蔵されているコンピューターが常にガスの使用状態をチェックし、以下のような異常を感知した場合は、安全のために自動でガスを遮断します。

●震度5相当以上の大きな揺れ●多量のガス消費●長時間のガス使用

また、ガスが遮断された場合も、以下の手順でお客様ご自身でメーターの復帰操作を行うことができます。

①器具栓、ガス栓をすべて閉める

容器バルブ、マイコンメーターの元栓は空いている状態で操作します。

②復帰ボタンを押す

押したらすぐに手を離して1~2分ほど待ちます。

※キャップ付きの場合は外してからボタンを押します。

③文字と赤ランプが 消えたら復帰完了

液晶の文字と赤ランプが消えたら、ガス栓、器具栓を開けて再びガスをお使いください。

※復帰しない場合は操作を繰り返さず、LP ガス販売店または保安機関に連絡してください。