CO(一酸化炭素)中毒・ガス漏れ対策(家庭用LPガス周知文書2023)
換気(給気と排気)の注意点
小型湯沸器
小型湯沸器は、お風呂やシャワーに使用しないでください。また、点火時や使用中に火が消える際は、不完全燃焼防止装置が作動している可能性があります。その際は再点火を行わずに使用を中止し、LPガス販売店または保安機関にご連絡ください。
不完全燃焼防止(不燃防)装置
不完全燃焼によるCO(一酸化炭素)中毒事故を起こさないために、不燃防付きでないガス器具は、不燃防付きの安心な器具へのお取替えをおすすめします。
排気筒付き風呂釜
自然排気式の風呂釜の場合、換気扇との同時使用はしないでく ださい。室内に排ガスが逆流してCO(一酸化炭素)中毒を起こす恐れがあります。
また、排気筒の外れや詰まりは、適切な排気ができず危険です。給気口もふさがないよう、こまめに点検してください。
ガスが漏れたときの対策
・火気は絶対に使用しない
たばこ、マッチ、ライターなど、室内の火は全て消してください。火花が出る恐れがあるので、コンセントやスイッチにも触れないでください。換気扇も使用しないでください(使用中だった場合はそのままにしてください)。
・ガスを外に追い出す
扉や窓を開けて風通しをよくして、ガスを室外に追い出してください。すべての器具栓、ガス栓を閉めて、容器バルブも閉めてください。
・LPガス販売店または保安機関に連絡
連絡時は、氏名・住所・状況をお知らせください。点検を受けて、異常がないことを確認できるまでは絶対にガスを使わないでください。
ガス警報器・CO警報器
万が一に備え、ガス警報器、CO警報器の設置をおすすめします。 また、使用時は下記の点に注意してください。
・警報器が適正な位置に設置されているか確認しましょう。
・警報器の電源プラグは常時コンセントに差し込んでおきましょう。
・警報器の周りに物を置かないようにしましょう。
・警報器が交換期限内のものか確認しましょう。
ガス警報器